2004年02月
2004年02月21日
冬のジンクス 打破・・
「 こんなに のくとければ メバルも飯を食いに出てきよるに違いない・・」
週間天気予報では 土曜日は晴れ・・
しかも 大潮らしい・・
「 カブラを 試してみねば なるまい・・」
『めばるing』の住人の間では 評価が2分されているようだが
カブラは なにやらとても わしに合っているような気がする・・
土曜日は 仕事であった・・
が 幸い納品先が湖北地方だったので わしは昼まで仕事をし
「 納品に行って来るし・・」
と my carに 納品物とカヌーを積み そのまま 海へ行くことにした・・
これなら 仕事もこなせるし
日曜日は 家族と過ごせるし
釣りにも 行ける・・
「 すばらしい・・」
納品先には 屋根のカヌーを見つけられないよう
ジェットバッグでカヌーが 隠れるように近づき
「 野郎ども 逃げろ〜!」
と 一人で 仕事から 離脱した・・
この時点で 既にpm1時・・
「 今日は のんびり弁当を食ってるわけには いかぬ・・」
と コンビニで カレーまん、ぶたまん、練乳入りフランスパンとミルクティーを
すばやく 買い込み
昼飯の 時間短縮を図った・・
運転しながら パンを食うのは苦しい・・
パンを持ちながらでは お茶が飲めない・・
こういうときに限って 信号は青ばかり・・
パンの粉が パラパラ落ちないように 気を使いつつ
赤信号を なぜか喜びつつ 茶を飲むのであった・・
今日の段取りは・・
まずは 去年、一昨年と 1〜4月にボウズを食らいつづけている
足場の悪いところへ 性懲りも無く挑戦する・・
それで ダメなら 先日開拓した 小さな漁港へ行こう・・
と いうものである・・
今年のわしは ちょっと違う・・
既に 元旦と 1月の末にも メバルを釣り上げている・・
めばるingでなら この時期でも メバルが釣れるのではないか?
「 敦賀には 冬にメバルはいません!」
と 去年断言したが
今の わしなら 前言を撤回できるのではないか?
と かように 考えたわけであります・・
敦賀も ええ天気でした・・
カヌーを えっちらおっちら漕いで行くと
今日は わりかし波が ございます・・
しかも 南風・・
「 めずらしい・・」
足場の悪いところへ 上陸し カヌーをテトラに引き上げ
「 海の神さん どいとくれ・・」
と 海に向かって 大胆にも 小水を 放っていると
「 はれ?」
なんと 崖の上から 一人のおっちゃんが 降りてくるのが見え
放尿中のわしと 目が合ってしまいました・・
おっちゃんは 「 ぎょ?」と しておりましたが
わしも 驚きました・・
「 うーむ・・ かっこ悪い・・」
この崖を降りるためには まず高い有刺鉄線を越え
断崖絶壁ぎりぎりに 張り巡らされた 有刺鉄線の柵の際を
かに歩きに ツタってこねばならないため
さすがの わしでさえ こうしてカヌーを購入したというのに・・
おっちゃんの 手には 竿ではなく ナギナタのような
鎌が 持たれておりました・・
「 ふむ・・ 海藻を採りに・・」
わしは あのような長鎌で 海を引っかき回されれば
とても 釣りにはならぬと考え
とりあえず 先端部の ポイントを 確保しに急ぎました・・
とりあえずは パイロットワームとして パワーシラスの白を投入しました・・
「 ふむ・・ 当たりはある・・」
乗らないものの 小さな当たりはある・・
おっちゃんが 近づいてきたので
「 こんちわ!」 と挨拶・・
「 ええ船やね・・」 (福井なまりで・・)
「 うん・・あれはカヌーなんですわ・・」
以下・・ カヌーを詳しく説明・・
おっちゃんは ワカメを採りに来たらしい・・
「 今年は まだワカメも ちっちぇーわ・・」
「 何 釣ってんの?」
「 めばる?」
「 それって ほんまは 半夜の釣りじゃろ?」
「 いや・・昼間でも 釣れます・・」
こうして わしは おっちゃんに 釣れるところを見せつけねば
ならなくなりました・・
「 よっしゃ!」
たぶん キープサイズを掛けたものの
途中で 痛恨のバラし・・
シュリンプ オレンジに替えて 攻めるものの
なんとか 12cmくらいのやつを 1匹・・
おっちゃん曰く・・
「 もっと ちっちゃいワームにせんと いかんのと違う?」
「 わしも ときどきルアー使うけど 白いやつを 使うなあ・・」
「 くそ〜 むっちゃ かっこ悪い・・」
「 ここは もうカブラに賭けるしか ありませんな・・」
あんまり わしが釣らないので 興味を失った おっちゃんは
ワカメ採りに専念しております・・
カブラに ステンボー 3Bをセットし投入・・
「 おっ!」
いとも簡単に 釣れてしまったものの サイズは10cmほど・・
しかも 喉の奥のほうに針が・・
ジグヘッドは 返しを全てつぶしてあるものの
カブラは そのまま使っていたので 針を外すのに 四苦八苦・・
ぐったりしてしまったメバルを やむなく袋に入れるところで
おっちゃんと 目が合う・・
「 おっ! こりゃあ 見てはいかんものを 見てしまったなあ・・」
「 いや・・がさごそと 袋の音がしたので つい・・」
「 くっそ〜 くっそ〜 超 むっちゃ かっこ悪いし・・」
苦笑いを しつつも わしは カブラに手ごたえを感じておりました・・
返しを なんとかハサミでつぶし 次を 狙いました・・
水は 澄んでおり かなり底のほうまで見えております・・
どうやら 15mほど先の 駆け上がりの底に メバルは 付いておるようです・・
また 針を飲まれてはいかんので 少し早めにリールを巻き
ペンペンペンと アクションを入れます・・
「 おしっ!」
今度は 16cmくらいのやつが釣れたので
「 やっと こんなん釣れました・・」
と おっちゃんに 見せると
「 あ〜 そんなもんやったら 上等だ・・ 数がそろたらなあ・・」
「 くそー・・ まだ 数を揃えろ てか・・」
しかし それからのわしは まさに 1投1匹で入れ食い状態になりました・・
( 5cmくらいからのやつも 含め ちぎっては投げ 状態・・)
「 こんなん出ましたけど・・」
「 これは なかなか・・」
と 17cm 18cmと だんだん大きいやつを 見せびらかしました・・
おっちゃん曰く・・
「 ほほお・・にいちゃん 入れ食いやね・・」
「 やっぱり 場所がええのかな?・・」
「 最近 あったかかったしねえ・・」
「 腕や・・腕! 認めんかい!」
と 思いつつ・・
「 おおっ!?」
「 これは でかいんちゃうかな?」
と 揚げたやつは 21cm・・
「 これは ワカメなんか 採ってる場合と違うなあ・・」
と・・ようやく おっちゃんを 降参させました・・
おっちゃんは 仕掛けにも 興味を持って見に来たので
「 こいつは カブラと いいまして・・」
と 今日はじめて 使ったカブラの 説明を致しました・・
おっちゃんは 例の 有刺鉄線を張った 地主のことを
「 あいつは ここらでは 欲本(よくもと)と 呼ばれとってなあ・・」
と 地元の話をしつつ
「 これ以上 採ったら 重うて 崖登れんし・・」
と コンビニ袋 いっぱいのワカメを持って 崖を登って行きました・・
「 わしも 今度来たら ワカメを採ろう・・」
と おっちゃんがいなくなって 張り合いのなくなった わしは
pm4:30に 撤収・・
メバルは 塩焼きと 味噌汁にして いただきました・・
「 とうとう 辿り着いたな・・」の感がある カブラでしたが
あと 数回 実績を積めば まさに 『 プロ昼間メバル釣り師・・』の名に
恥じない 釣り師に なれそうな・・
次回が 楽しみな・・
カブラを 教えてくれた かさご氏に 感謝・・



















